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2006年 04月 01日
私は政治的には全くの無色透明で典型的な無党派層です。ですから、永田寿康議員の偽メール事件は、ある意味興味深いものでした。あれほど世間を騒がせた事件も、今や誰も口にしません。「永田も辞めちまった。ここまで引っ張り続けたこのネタも、そろそろ潮時か。じゃ、次」世論もメディアもおよそ、こんなノリでしょうか。
問題のメールがガセネタらしい。その風向きを見極めるや、民主党、特に永田議員をへのバッシングは凄まじいものでした。イジメの対象を虎視眈々と狙っていたところへ、格好の獲物が。待ってましたとばかり「これでもか、これでもか」との袋叩きする有様は、報道の域を超え、「集団リンチ」の印象がありました。 今期通常国会ではメディアも世論も一斉に偽メールへなだれ込み、他の重要課題はどこかへ吹っ飛んでしまいました。例えば、教育基本法改正の問題は一体どうなるのでしょうか。これほど重要な案件にもかかわらず、マスコミの報道は貧弱です。その是非はともかく、間違いなく「どさくさ紛れに可決成立」というところでしょう。 さらに、メディアはガセネタ糾弾を叫んでいますが、「幼稚園義務教育化が今国会で成立」などと報じたマスコミがあります。もし、本国会で上程すらされない有様であれば、(間違いなくそうなると私は思っていますが)報道した側は、どう釈明するつもりでしょうか。説明すらないようであれば、これこそ無責任きわまるガセネタの垂れ流しといわざるを得ません。 今回一連の偽メールをめぐる問題で浮彫りになったこと。それは、「現代社会がストレス発散のために、イジメの対象を探し、メディアがその急先鋒に立っている」ということです。そのメディアが子どもの間にある「いじめ」の問題を取上げる、というのが、現代社会に潜む矛盾と病根を象徴的に現しています。子は親の鏡。そして、子どもたちは大人社会の縮図にほかなりません。
by yamashopta
| 2006-04-01 01:08
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